ご存知ですか支払い督促が出会い系サイトの返金請求に合わない理由!

相手にお金を支払ってほしい場合の解決法として
『支払督促』というものがあります。

 

他の法的手段(民事訴訟、少額訴訟、民事調停)などに比べ
手数料が安く、裁判所にも行く必要が無いので、

 

出会い系サイトの返金請求などでも利用したくなりますが・・・

 

 

 

 

実はむかないんです。

 

 

 

 

むかない理由は2つあります。

 

 

 

 

1つ目は、請求する金額があやふやだから…です。

 

 

本来もらえるお金を、請求する時に利用されるのが

 

支払い督促です。

 

 

この請求する額が決まってるかと言うのがポイントです。

 

 

支払い督促は支払督促申立書にこちらの主張を書いて、

 

簡易裁判所に出すのですが…

 

 

 

 

この支払督促申立書を書く時点での

 

相手へ請求する額って、こちらの要望なわけですよね?

 

 

こちらで主張する金額が、相手も納得する金額ではないという事です。

 

 

例えば、ある方のケースで…

 

出会い系サイトの利用料5000円分のポイントを購入し、
女性とメール交換をした。

 

数ヶ月いろいろな女性とメールのやり取りをし、
ポイントも追っかけ購入し、トータル10万円分を購入した。

 

 

でも、全く女性とは会えなかった。

 

いつも会う寸前でドタキャンばかり。

 

おかしいと思い、いろいろ調べると、
そこの出会い系サイトはサクラしかいないと分かった。

 

 

騙されたのだから購入したポイント分の代金10万を変換して欲しい。

 

というケースの場合…

 

 

 

こちらで支払い督促の価格欄に10万と書いて、

 

相手に送っても、意義申し立てをしてくると思います。

 

 

…と言うのも相手からすると、ポイント分メールなど

 

利用してるわけで、女性と会えたかどうかは関係無い…と

 

主張してくるはずなんです。

 

このように双方で金額のズレが出やすいので、

 

出会い系サイトに支払い督促がむかないのです。

 

 

むくのは、例えば家賃滞納に困ってる大家さんのような場合だと

 

家賃×滞納月で本来もらえるお金って計算できて、

 

滞納してる人も、この金額自体に文句は無いと思います。

 

 

『その文句のないお金を何日までに払え』と言う

 

時には有効なのです。

 

 

 

因みに督促状を送った相手からの反論(主張)を

 

『意義申し立て』と言います。


 

こういう状態で督促状を送ると、相手は意義申し立てを
してくるでしょう。

 

そして、意義申し立てされると、訴訟に移行します。

 

こうなると面倒で、支払い督促を申してる裁判所は、

 

相手側の住所を管轄する裁判所となっていますので、

 

訴訟のたびに相手側の住所の裁判所に行く事になります。

 

自分の住所と出会い系サイト事業者の住所が近くなら良いですが
遠距離だと面倒ですよね。

 

下手したら交通費で経費倒れになります。

 

 

これが出会い系サイトの返金請求に督促状が向かない
1つ目の理由です。

 

 

 

 

2つ目の理由はスピードを要求されるからです。

 

 

 

 

支払い督促送って、相手から意義申し立てが無いと、

 

こちらの主張が通った事になります。

 

 

裁判での勝訴と同じ権利を得たことになりますが・・・

 

お金が返金される訳ではありません。

 

 

お金は自分で取らないといけません^^;

 

 

このお金を取るには強制執行というものが必要になり、

 

裁判所に差押等の強制執行の申立てをし、

 

晴れて相手から強制的に徴収できるようになります。

 

 

ただ…

 

 

この強制執行って30日で消滅してしまうのです。

 

 

この30日間に、相手の資産(現金や預金その他お金になるもの)などを調べ

 

返金額に応じたお金を徴収する必要が有ります。

 

時間的に短いですよね?

 

30日を超えると強制執行できなくなり、支払い督促は失敗に

 

なる訳です。

 

出会い系サイトの返金請求では現実的に難しいですよね。

 

 

 

以上の理由が出会い系サイトの返金請求に支払い督促が

 

合わない理由です。